人材採用ガイド

人材採用で問われること

企業が応募者に求める能力

企業などの人材採用で、応募者に対して問われる能力などの内容は多岐に渡りますが、その主なものは3項目です。まずは幅広い学力や知性であり、次に専門分野の知識や技能であり、最後は人柄や人格や人間関係に関する人間力です。これら3項目について、詳しく見ていくことにしましょう。

学力や知性の内容

人材採用では、基本的要件として、学力や知性がまず問われます。簡単に言えば、学歴であり、学校の成績です。これらは、既存の知識に対する単純な記憶力や単純な応用力が該当します。しかし、それだけでは不充分であり、構想力や独創力や発明力のような誰も思い付かないことを考案できる一段高い知性が問われる場合もあります。つまり、再現性の知性だけでなく、創造性の知性が強く望まれる業種や職種があり、その能力こそが最重要視される場合があるわけです。このような一段高い創造型の知性は、本来的に言えば、どの業種や職種でも必要なはずですが、この能力を持つ者は限られますので、一般的には、単純な記憶力や単純な応用力が問われることが中心になります。

専門分野の専門能力

国家資格などの専門性が必要になる業種や職種もありますので、その場合の人材採用は、当然ながら専門知識や専門技能が最優先で問われます。中途採用であれば、それまでの経歴や業績が問われることになるでしょう。専門技能が重要となる職種であれば、実技の能力が問われます。また、必ずしも資格が必要でない職種であっても、その職種と関連する資格を保有していれば、人材採用での競争で有利となります。履歴書に記入できる専門的な保有資格が多いほど、あるいは難易度が高いほど、一目置かれる可能性が高まります。資格を取得するには並以上の努力が必要で、資格は、その分野で能力のあることの証明であり、何事でも積極的に努力できる人間であることの証明です。

人間関係の能力も重要

企業であれその他の組織であれ、一般的にはチームワークで仕事をこなしていくわけで、人間関係を上手にできる能力も重要な能力になります。人材採用の場においても、人柄や人格や人付き合いなどの面も考慮されます。個人として知識や技能が優れていても、集団として人間関係を良好に維持できない人材であると、組織としても困ったことになるわけで、この方面の能力も、意外と重要なものになります。組織に入れば、人間関係で悩むことも多くなり、人間関係の難しさや重要さを再認識することが多くなります。目に見えにくい能力であり軽視できない能力が、この人柄や人間関係に関する能力であり、連絡の不充分などによって予想外の大失敗を引き起こすのも、これらの問題を原因とするものです。それだけに、人材採用でもこれらがしっかりチェックされます。

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